北海道の冬の味覚

氷下魚（こまい）は全国的な知名度はあまり高くありませんが、北海道では冬の味覚として人気の魚です。別名カンカイとも呼ばれます。鱈の仲間で、ほくほくとした白身の淡白な味わいが特徴です。

生のこまいは傷みやすく、昔は硬い干物にして珍味として流通させるのが一般的でした。北海道外に一夜干しが出回るようになったのは比較的最近のことなので、まだ焼きこまいの美味しさをご存知ない方にはぜひ一度召し上がっていただきたいです！
お酒のアテにはもちろん、ご飯のおかずや育ち盛りのお子様のおやつにもどうぞ。

小ぶりで骨離れがよく食べやすい

こまいの骨の構造は単純で小骨もほとんど無いため、自分で魚を食べるのが苦手なお子様にもおすすめです。焼いたあと、背と腹を指でつまんで何箇所か押していくと簡単に骨から身が剥がれて食べやすくなります。

お召し上がり方法

凍ったまま魚焼きグリルで中火で7分〜10分程度焼いてください。身がふっくらしているのがこまいの特徴なので、焼きすぎないようご注意ください。
フライパンで焼く場合は解凍または半解凍の状態で薄く油をひいて弱火〜中火でじっくり焼き上げてください。

加工の段階で水分を抜くために塩とグラニュー糖を添加しております。そのままでも美味しいですが、マヨネーズがよく合います。お好みで一味、マヨネーズ、醤油をつけてお召し上がりください。

※こまいの大きさにはばらつきがあります。500gで20〜30尾程度入ります。