筋子から作る「いくらの醤油漬」
【材料】
生筋子
醤油、酒、みりん…各適量(醤油3:酒1:みりん1の割合でほぐした筋子がひたひたに浸かるくらいの量)
【用意する物】
ボウル、塩、蓋付き容器、あれば金網
【作り方】
①大きめのボウルに塩水を作ります。水1リットルに対して塩30〜40gが目安です。
生筋子を入れてさっと洗い、汚れを取ってください。
②筋子を卵が潰れないように力加減に気を付けながら、指の腹を使って薄皮からほぐします。
★金網があれば、卵を金網に乗せ、手で円を描くように回しながら押し付けてほぐすと簡単です。
あらかじめ薄皮を手で破いて開いてから金網に乗せます。金網は100円ショップでも購入できます。
③卵がほぐれたら、再度①と同じ濃度の塩水を用意し、卵が破れぬよう優しく洗っていきます。
洗浄後、浮いてきた薄皮を丁寧に取り除きます。
※いくらの生臭さの原因は鮭の血液です。また、いくらは水分を直ぐに吸収するため、洗浄中の血水はすぐに交換し、血混ざりのない清潔な塩水で洗うことがコツです。
※いくらのタンパク質と水が反応して白濁しますが、水気を切ると戻るのでご安心ください。
④卵をザルに上げ、水気をしっかり切ります。
⑤蓋付きの容器に醤油、酒、みりん(3:1:1の割合)を混ぜて調味液を作り、④の卵を入れてさっと混ぜます。
※アルコールの匂いが苦手な方は、煮切ったお酒(一度沸騰させて冷ましたもの)をお使いください。
蓋をして冷蔵庫で3時間程漬け、味がなじめば出来上がり!
・調味液は卵が浸かる程度の量にしてください。
・出来上がりの味を見てからお好みの味つけに調整してください。
・味つけはご家庭によって様々で、昆布醤油やめんつゆを使う方、出汁を入れる方、醤油だけで漬ける方もいらっしゃいます。
・調味液が余っていたら、液を切るとやわらかく仕上がり、いくら本来の甘みも味わえます。